骨の模型(50年物)

こんばんは。鈴木です。
今日はミントに置いてある骨の模型の話です。
パーソナルフィットネストレーナー資格を取得してからレッスンで使用するようになりました。

その前に、なぜ骨の模型を使って動作を確認するのかという点を説明したいと思います。

体の動きは、「筋肉」の伸び縮みによって「骨」が動かされることによって生み出されます。
「筋肉」の伸び縮みは、通常「脳」から出された命令が「神経」を通じて伝わることで発生しますが、
ダンスや様々なスポーツにおいては、練習を重ねることで「脳」からではなく、体が勝手に「自動的に」動くという状態まで到達させることができます。

ということで、いづれにせよ自分の動きのゴール(「骨」を動かす、自然に動かされている状態)を確認する一つの指標だったり、基準だったりします。

また、綺麗な体のラインを表現する上でも骨の位置を知ることは大変重要なことです。

ところでこの骨模型ですが、亡き父親が実家で接骨院を開業した昭和44年9月(1969年)に買ったものだそうで、私にとっては子供の頃からよく観察していたものです。

引っ張ったり捻ると壊れそうなので大事に使ってます。

ここで一つ、皆さんに見ていただきたい骨の箇所があります。それは「仙腸関節」です。

骨盤を後ろからみた写真になりますが、実はこの「仙腸関節」は動きます。
知っている方は当然のこととお思いかもしれませんが、私は恥ずかしながら2年前まで知りませんでした。

この「仙腸関節」が動くということは、骨盤を縦に3分割(ルービックキューブのように)して動かせるということです。
具体的には、背骨の下端である仙骨(真ん中)を下方に伸ばしつつ、腸骨(左右)はそれぞれ前後や様々な方向に動かせるということです。

私は、ここから色々な動きの研究が始まり、踊り方が根本から変わっていきました。

もう少し詳しく聞いてみたい方いらっしゃったら、いつでもお声がけくださいね。

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